2023/8/22, 9/19, 10/24
鳴門ワークショップ
「大道銀天街の 10 年後を考えよう!ワークショップ」と題し、鳴門の商店街に関係する方々と一緒に、三回にわたるワークショップを開催しました。鳴門の"顔"となる場所を作るべく、様々な議論が盛り上がりました。
第一回では、住民の方々の意見を集め、この地域に何が必要なのかを検討しました。また、増田建築である鳴門第二中学校を見学しました。
第二回では、学生の提案をもとに、住民の方々がどのように過ごしたいか、どのような施設があるとよいか検討しました。
第三回では、各班それぞれの提案を発表し、住民の方々や田路先生から意見をもらいました。また、鳴門市長にもご挨拶いただきました。
2023/5/20
ヴェネチア・ビエンナーレ見学
イタリアにて開催された第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展を見学しました。
田路先生が台湾の研究者と共に講演や座談会を行いました。
2023/5/9,10
鳴門視察
鳴門市の福永家住宅、旧撫養街道、鳴門市文化会館、鳴門市健康福祉交流センター、および徳島木のおもちゃ美術館を視察してきました。
鳴門市で設計事務所を構えている建築家の方に案内してもらい、鳴門市の歴史や増田建築について知ることができました。
2023/4/19
2023年日本建築学会賞(業績)受賞
田路先生が代表を務める分離派100年研究会が日本建築学会賞(業績)を受賞しました。
日本建築学会HP https://www.aij.or.jp/2023/2023prize.html
業績紹介 https://www.aij.or.jp/jpn/design/2023/data/2_4award_002.pdf
2022/12/20
ヴィラ九条山30周年記念
加藤研究室時代に田路先生が設計を務めたヴィラ九条山の記念イベントに行ってきました。
2022/09/09
山陰視察
安来市、境港市、米子市の劇場・ホールを視察してきました。
公会堂から最新設備が導入されている多目的ホールまで4施設を見学し、計画・機構の知見を深めることができました。
2022/08/01
修士課程設計演習
都市⾵景を描く | DRAW A CITYSCAPE
KYEWORD:City scape, Urban tissue, Art, Community
敷地:東九条東南部エリア、京都市上下⽔道局+元⼭王⼩学校
京都市上下⽔道局の本庁舎は 2022 年 4 ⽉にアバンティ東側から、南区上⿃⽻に移転した。⼋ 条⼝の旧庁舎は、北陸新幹線の地上出⼝の⽤地とすることが想定されたりしている。 元⼭王⼩学校の体育館は指定避難所、グランドは指定緊急避難所とされている。また、校舎は 各種団体が利⽤しており、とくに⾞椅⼦フェンシングの練習場は有名である。
フランスからの交換留学生たちと一緒に都市について考えました。各チームの作品はそれぞれ特徴があって、実りある講評会となりました!
2022/07/12
〈建築論〉特別講義
この度、東京理科大学の坂牛先生をお招きして、特別講義を開催いたします。以下Google
Formsに回答してご参加ください。
https://docs.google.com/forms/d/1ZotHeQ44eHnlfGlGnO9-Pw7PFnatZTHtnH0_jmujNVY/edit
〈建築論〉特別講義:建築の設計を理屈っぽく語る
特別講師:坂牛卓先生
日時:7月20日 13:15~14:45
会場:京都大学吉田キャンパス総合9号館N7(京都大学所属学生に限ります)
+オンライン配信あり(当日までに登録されたメールアドレスにZoom
URLをお送りします)
坂牛卓(さかうしたく) 建築家・東京理科大学工学部建築学科教授
1959年東京都生まれ。1983年東京工業大学工学部
建築学科卒業。1985年UCLA大学院修士課程修了。 1986年東京工業大学大学院修士課程修了。 1998 年OFDAを主宰。 2007年博士(工学)。2009年 信州大学工学部教授。 2011年~東京理科大学工学部 建築学科教授。
主な作品 「リーテム東京工場」(第四回芦原義信賞)、「松 ノ木のあるギャラリー」(インターナショナル・アーキテクチャー・アウォード2015)、「運動と風景」 (SD賞 2015)など。著書・翻訳「建築家の基点」(彰国社、2022、編著)「言葉と建築―語彙体系としてのモダニズム」 (鹿島出版会、2005、監訳)「白い壁、デザイナードレス近代建築のファッション化」 (鹿島出版会、2020、 監訳)「スペース」(鹿島出版会、2013、 共著)「建築プレゼンのグラフィックデザイン」 (鹿島出版会、 2016、共著)、「建築の規則―現代建築を創り・読み解 く可能性」 (ナカニシヤ出版、2008)、「建築の条件「建築」なき後の建築」(LIXIL出版、 2017)、「建築の 設計力」(彰国社、2020)
2022/05/18
学位論文公聴会の開催
講演者 : 早川 小百合
論文題目 :シャルル=エドゥアール・ジャンヌレの「都市の構築」における都市形態論とその思想的背景
日時 :6月16日(木)10時 ~ 11時30分
場所 :
桂キャンパス Cクラスター C2棟 213室
オンラインでも参加できます。必要なPWとURLをお知らせしますので、
田路(taji@archi.kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。
2022/05/09
鳴門市視察
鳴門市へ視察に行ってまいりました。
写真は増田友也に関する企画展の様子と鳴門市文化会館にて
2022/4/20
2021年度鳴門市増田建築アーカイブ事業
〈イベント〉
日時:5月7日(土)11:00~17:00 @旧鳴門北灘西小学校(TODAベリーファーム)
*会場内の混雑緩和のため、当日10時から、入場整理券を配布しますのでご注意ください。
ミニコンサート+朗読
11:00~「4時間目は音楽」
鳴門の音楽教室アトリエムジカの子どもたちによるピアノ演奏や「ふるさとの色」ミニコンサート、
絵本「いたずらのすきなけんちくか」(原作・安藤忠雄、絵・はたこうしろう、小学館、2020)の朗読をお届け
します。
――――
ギャラリートーク[司会=山本典子(アトリエムジカ)]
13:00~「増田智也と瀬戸内の風景」
田路貴浩(京都大学大学院工学研究科建築学専攻教授)
――
13:40~「京都大学研究資源アーカイブで実施した建築図面等の資料整理」
齋藤歩(京都大学総合博物館特定助教、アーキビスト、鳴門市増田建築アーカイブアドバイザー)
――
14:20~「鳴門の教育施設群」
杉山真魚(岐阜大学教育学部准教授)
――
15:00~「鳴門市文化会館のこれまでとこれから」、展示解説
朽木順綱(大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部空間デザイン学科准教授)
――
15:40~座談会
――
16:10~「増田智也の手紙と展示解説」
田村尚子(写真家・ヴェッター公園主宰)
――
16:30~校内(小学校、幼稚園)ツアー
2022/01/11
『ル・コルビュジエ みずから語る生涯』
2021/12/17
2021年忘年会
2021/12/15
鳴門ワークショップ②
2021/12/10
増田友也展が毎日新聞web版で紹介されました!
2021/11/25
鳴門ワークショップ①
2021/11/16
横浜国立大学名誉教授・北山恒先生特別講義
2021/11/4
鳴門市視察
2021/10/19
京都大学総合博物館2021年度企画展
京都大学総合博物館 2021年度企画展『増田友也の建築世界ーアーカイブズにみる思索の軌跡』
また、関連イベントとして資料解説が以下の通り開催されます。
資料解説はいずれも予約制ですのでご注意ください。
予約方法は上記リンクをご確認ください。
資料解説1
日時:10月30日(土)14時00分~16時00分
話者: 齋藤 歩 (京都大学総合博物館)「アーカイブズをつくる」
本橋 仁 (京都国立近代美術館)「アーカイブズをみせる」
田路貴浩 (京都大学/本展実行委員長)「増田友也──あるモダニズム建築家の思索と制作」
会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
定員:先着100名(事前申し込み制)
参加費:無料
資料解説2
日時:11月6日(土)14時00分~16時00分
話者:市川秀和 (福井工業大学)「増田友也の生涯」
水上 優 (兵庫県立大学)「瀬戸内の庁舎」
門間 光 (京都大学)「地域計画と風景」
杉山真魚(岐阜大学)「鳴門の教育施設群」
朽木順綱(大阪工業大学)「鳴門市文化会館」
ナビゲーター:田路貴浩 (京都大学/本展実行委員長)
会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
定員:先着100名(事前申し込み制)
参加費:無料
資料解説3
日時:11月27日(土)14時00分~16時00分
話者:市川秀和 (福井工業大学)「増田友也の思惟」
近藤康子 (京都橘大学)「初期住宅群」
田中 明 (武庫川女子大学)「東山会館、衣笠山の家」
藤原 学(京都大学)「宗教性を建築する──智積院会館と法華クラブ京都店」
西村謙司(日本文理大学)「増田友也の建築論研究」
ナビゲーター:田路貴浩 (京都大学/本展実行委員長)
会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
定員:先着100名(事前申し込み制)
参加費:無料
2021/10/19
2021/05/12
2021/04/29
留学生受け入れについて
本研究室では、2021年10月受け入れの留学生はすでに決定しました。
We have already decided which international students we will accept in October 2021.
2021年10月入学留学生已底定。
2021/04/14
『ル・コルビュジエ みずから語る生涯』
2021/01/20
ニコニコ美術館の放送のお知らせ
1月20日水曜日18時より下記の放送があります。放送をご覧になる際は当日のその時刻に記載のurlにアクセスしてください。
京都国立近代美術館「分離派建築会100年 建築は芸術か?」を巡ろう【ニコニコ美術館】
2021/01/20(水) 18:00開始
分離派建築会の展覧会が京都国立近代美術館で行われます。ぜひお越しくださいませ。
会期:2021年1月6日(水)~2021年3月7日(日) ※休館日:月曜日、1月12日(ただし1月11日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(金、土曜日午後8時まで)
場所:京都国立近代美術館
主催:京都国立近代美術館、朝日新聞社
観覧料:一般…1500円 大学生…1100円 高校生…600円
詳細は
https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2020/440.html
をご覧ください。
2020/11/03
鳴門市視察
鳴門市にある増田友也設計の施設を見学させていただきました。市民会館・市役所庁舎・文化会館・島田小学校を案内していただきました。
2020/10/14
『分離派建築会 日本のモダニズム建築誕生』
2020/10/10
分離派建築会100年展
2020/09/23
木村智さんが学位を授与されました
シンポジウム「加藤邦男の建築世界」<延期されました:日時未定>
2019年3月に他界された加藤邦男先生は、建築家、研究者、教育者として数多くの業績を残されました。このシンポジウムでは、先生の仕事を振り返りながら、これからの建築論の新しい展開を考えます。あわせて同日、先生の代表作「積水化学⼯業 京都研究所」の見学会も開催いたします。
〈シンポジウム〉
日時:2020年3月27日(金) 13:30-17:30
場所:楽友会館2階 会議・講演室
主催:建築論研究会運営委員会
第1部 13:40-14:20
竹山聖(京都大学) ― ヴァレリー「エウパリノス」について
マルク・ブルディエ(国立建築大学パリ=ラ・ヴィレット校)
― 日仏交流について(フランスからのメッセージ)
〇コメント ― ブノワ・ジャケ(フランス国立極東学院)
第2部 14:30-15:45
田崎祐生(武庫川女子大学) ― ゲニウス・ロキについて
熊澤栄二(石川工業高等専門学校) ― 祭礼と景観
松本裕(大阪産業大学) ― 都市史研究について
〇コメント ― 水上優(兵庫県立大学)
第3部 16:00-17:15
ニコラ・フィエヴェ(効率高等実習院) ― 建築史研究について
千代章一郎(島根大学) ― ル・コルビュジエ研究について
田路貴浩(京都大学) ― 森田慶一研究―建築論のリノベーション
〇コメント ― 西村謙司(日本文理大学)
〈見学会〉
時間:10:00-11:30
場所:積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニー京都研究所
(京都市南区上鳥羽上調子町2-2)
2020/01/20
留学生受け入れについて
本研究室では、2020年10月受け入れの留学生はすでに決定しました。
2020年10月入学留学生已底定。
建築論研究会のワークショップが行われます。
会場は京都大学吉田キャンパスです。詳細はサイト右上の、Eventタブからご確認ください。
日時:2019年12月8日(日) 13:00─17:00
場所:京都大学吉田キャンパス 総合9号館 W404室
セッション1『建築論研究』創刊号レビュー
- 水上優(兵庫県立大学)
- 熊澤栄二(石川高専)
- 近藤康子(京都橘大学)
- 黒田智子(武庫川女子大学)
セッション2「建築の自然と聖」
- 西村謙司(日本文理大学)「聖なる建築と自然」
- 杉山真魚(岐阜大学)「民衆の芸術と自然」
- 猪股圭祐(武庫川女子大学)「コーラ修道院聖堂におけるキリスト教会がによる空間構成―山に着目して―」
連続研究会、その第5回が、今度は岐阜のメディアコスモスにて行われます。
どうぞお越しくださいませ。
日時:2019年12月7日(土) 14:00─16:45
場所:みんなの森 ぎふメディアコスモス おどるスタジオ
プログラム:
- 14:00-15:50 発表
- 長島明夫「今日における建築と日常と聖(常識を頼りに)」
- 岡北一孝「初期近代のサン・ピエトロ聖堂の再建と建築の『生』と『死』」
- 杉山真魚「民衆の芸術と『用美不二』」
- 西村謙司「日常・非日常/『聖』なる建築の意味」
- 16:00-16:45 ディスカッション・まとめ
2019/10/30
第1回 東九条を知る学習会・東九条の未来編
<京都駅東南部エリア・東部四ヶ町>の未来の姿を考える
<京都駅東南部エリア・東部四ヶ町>はいま大きく変わろうとしています。
いったいこの街のかたちはどうなるのでしょうか?
東九条に息づいてきた様々な表現活動をさらに大事に育てつつ、新しい居住者や来街者を受け入れる大きなコミュニティづくりが求められているのではないでしょうか。
都市計画、土木、建築の専門家とともに、東部四ヶ町の未来像を考えます。
発表
- 阿部大輔(龍谷大学)「東部四ヶ町のまちづくりに向けた課題」
- 山口敬太(京都大学)「文化芸術のまちづくりのための公共空間の活用可能性」
- 田路貴浩(京都大学)「東九条の街のかたちについて」
パネルディスカッション
- 阿部大輔・山口敬太・田路貴浩(司会:中村景月(京都大学))
上記のように題し、発表とパネルディスカッションからなるシンポジウムが開催されました。
そこでは都市研究をされる方々が、地域や市の職員の方へ、それぞれの立場から東九条という地域に関しての発表をしてくださいました。そして研究室としても田路先生と共に法規に基づく住宅のシミュレーションなどを行いました。
現在の東九条という場所と、そこからの将来像についてのより一層の理解に繋がったように思います。
2019/07/11
東九条まちづくり設計案発表
京都大学大学院の設計の授業として、東九条四ヶ町を敷地に行った都市デザインの発表をしました。
東九条とは京都駅の南、四ヶ町とは特に鴨川・高瀬川沿いの地域を指します。
これまで「東九条まちづくり勉強会」と称して東九条のまちづくりに関わる方々と会い、その歴史や要望を教えていただく会を行ってきました。そしてその最終回として、我々の行った設計の発表を行いました。
生徒は各4名前後の5チームに分かれ、それぞれ設計してきました。
この土地のもつ歴史を受け、今現在大きく残っている未活用地を対象として、都市構造や機能配置、その形態をデザインする。そして地域の将来像を提案しました。
今回集まってくださった皆様には概ね好評だったようでありがたかったです。
設計による人口想定なども交えて行った今回の設計ですが、これからのまちづくりに繋がることを期待しています。
建築論研究会のワークショップが行われました。
都市を、建築論の観点から見た7つの発表をしていただきました。建築論がいかに都市に関わっていくか、都市の読み解き方にどういったものがあるか。
田路研究室からも発表が複数あり、ゼミで聞いていたような内容に、他の先生方からはどんな意見が出るのか。これを聞くのもまた面白かったです。
京都大学の時計台記念館で、連続研究会が行われました。
入江先生のガウディ論をはじめとして、建築における「自然」というものの捉えられ方が先生方それぞれによって異なる形で提示され、興味深い講演でした。
建築論から各回テーマを提示して進められるこの連続研究会、次回は9月3―6日に行われる建築学会の大会の、6日のパネルディスカッションに続きます。これも非常に楽しみです。
京都で分離派建築会のシンポジウムが行われました。
会場となった旧京都中央電話局西陣分局も岩元禄による設計と、分離派にゆかりある建築です。当日には西陣分局含む逓信省の図面を何点も持ってきていただきました。
改めて分離派を知り、その造形と彫刻作品との関係を知ることができました。
2019/05/14
Farewell Party!
5月14日。
外国人協同研究者のTyanaさんがウルグアイに帰られるとのことで、研究室でゼミ後に焼肉をしました。
N君が用意してきた漬け込み肉が大好評でした。
2019/03/21-25
台湾近代建築見学
3月。高雄から台中、台北の順で台湾を動き戦後台湾建築を見学しました。
高雄では、早稲田大学専門部建築科出身の陳仁和の作品を中心に、成功大学建築学科の呉光庭研究室の学生たちと一緒に回りました。
見学した作品は以下の通りです。
台中では、現在台中旧市街の再生を活動している東海大学建築学科の蘇睿弼先生の中区再生基地も見学、意見の交換をしました。その後GSD出身のI.M.ペイとTAC出身の陳其広が設計した東海大学を見学。また東海大学建築学科へも行きました。
台北では、戦後台湾建築の第一人者であり、GSD出身の王大閎の代表作品を見学しました。
2019/2/18-22
京都・パリ友好盟約締結60周年記念事業 都市・建築学生ワークショップ
テーマ:「 Greenery Model - Sustainable Regeneration of Historic Districts - 」
講師:
マルク・ブルディエ[都市計画/国立パリ建築大学ラ・ヴィレット校教授]
ギオーム・ファス[建築家/国立パリ建築大学ラ・ヴィレット校教授]
田路貴浩[建築論/京都大学准教授]
概要:
国立パリ建築大学ラ・ヴィレット校の学生が京都に1週間滞在し、京都の大学生と新しい建築・都市の提案を行うオープン・ワークショップ。
住宅スケールから、街区スケール、都市スケールのそれぞれでネットワークを形成する都市の緑。
この都市環境にとってなくてはならない存在としての自然/緑という観点から歴史都市京都の持続的な環境形成について再考する。
10月には京都大学から当研究室よりパリにある建築大学校ラヴィレット校まで赴き、現地で都市と自然に対してリサーチを深めるリサーチワークショップを行いました。
今回は、ラヴィレットの生徒を京都に迎え、京都大学だけでなく、他大学で建築や都市計画を学ぶ生徒たちとサスティナブルな自然をどのように都市に作っていくかという視点から、具体案のプロポーザルまでを行うワークショップを開催いたしました。
京都の島原地区、ゆうりん学区、六原地域の三つの地域で歩き回って、残存する町家とビルやホテルに変わっていく空き地、駐車場などを観察し、変化し続ける都市に対してどのように人と自然を包み込む建築を提案できるかという点でプロポーザルを行いました。
久しぶりの英語でのディスカッションで頭は常にフル回転でしたが、両国のあいだの都市や自然への認識、視点の違いなどが判り、とても視野が広がったワークショップとなりました。
詳しくは、下記のリンクをご覧ください!!
2019/2/15 京都大学建築学科卒業設計展
当研究室から、4回生である角間と長澤が先日卒業設計をプレゼンしました。
卒業設計では自ら敷地を定め、機能や形態についても一つも制限がありません。
二人とも独自の視点から魅力的な提案をしており、身が引き締まる思いです。
簡単に作品を紹介したいと思います!
角間直樹
TITLE:結び目ひとつ
敷地は奈良の春日大社のある森になっています。以下本人のコメントです
鳥居という、市街地と境内を繋ぐ一つの建築を題材として、春日大社の宝物殿を設計しました。
長澤寛(京都大学卒業設計展 優秀賞)
TITLE:Link
ダイナミックな形態が特徴の作品ですね。以下本人のコメントです
福岡県門司市門司港めかり地区。関門大橋とその麓が分断され閉塞するこの場所に、二つをつなぎ新たな道標を示す建築を設計しました。
二人ともお疲れさまでした。
2018/10/18-31
RESEARCH WORKSHOP 都市の中の自然/自然の中の都市@パリ
先日、当研究室と都市基盤設計学の山口研究室のメンバーで、パリにあるラヴィレット建築大学校と合同のワークショップを行いました。
出発前に京都で、都市の中の自然のあり方、自然の中の都市のあり方をリサーチしていき、
パリでは街を歩き回りスケッチを描いたりディスカッションを通して各々がテーマを持ってこの議題について考えました。
最終プレゼンでは手で描いたスケッチをメインに導き出した問いや結論を発表しました。
英語でのディスカッションやコミュニケーションに苦戦しながらも、どの班も興味深いリサーチ結果が並びました。
個人的にはラヴィレット校の生徒の熱意とパワーに圧倒された記憶がとても強烈です。
詳しくは是非リンク先の紹介記事をご覧ください。
2018/11/3(土)
連続シンポジウム「分離派建築会誕生100年を考える」第五回
分離派登場の背景に見る 建築教育と建築構造
先日東京大学にて分離派建築会のシンポジウムが開かれました。
2018/10/9 留学生歓迎パーティ
今期から新たに3名の留学生が当研究室に!
田路研では恒例の歓迎パーティーを開催。それぞれが食べ物を持ち寄って、新たな仲間の自己紹介を聞きながら親睦を深めました。
日本語と英語とフランス語が飛び交う研究室は珍しいのではないでしょうか。
たくさんのことを語り合いたいです。
2018/6/16 連続シンポジウム『分離派建築界会誕生100年を考える』第四回
分離派建築会と建築における「田園的なもの」
6/16に上記シンポジウムが京都大学楽友会館で開かれました。
各先生方から独自の切り口より発表があり、なにか静かな雰囲気の中学問を楽しんでいる空気を感じました。
森田慶一設計の楽友会館の雰囲気も相まって、とても質の高い時間を過ごせました。
田路先生のフォーマルな発表を聞くのは新鮮だったり。
写真は先生の発表の様子です。
連続シンポジウムなので、この次も楽しみです。
2018/6/24(日) AIJ 日本建築学会近畿支部研究発表会
当研究室から5名発表いたします。
・ピエル・ルイジ・ネルヴィのオルヴィエートの飛行機格納庫に至る経緯 木村智
・戦前期におけう京都東九条の市街地拡張過程 中村景月
・京都大学増田友也研究室による日本万国博覧会会場計画(1966)
における人造湖の意図 門間光
・京都東九条築の都市組織の形成と変容 田中健一郎
・Creation of Architecture in Japan during 1910s
-an analysis of magazines of kenchikusekai 舒健碵
2018/6/16 連続シンポジウム『分離派建築界会誕生100年を考える』第四回
開催日時:2018年6月16日(土)13:30~17:30
主催:分離派100年研究会
会場:京都大学楽友会館2階会議・講演室(京都市左京区吉田二本松町)
定員:100名(参加費無料/先着順)
2018/4/19 田路研究室 welcome party
今年度より新しくメンバーとなった新四回生と留学生のトマさんを迎え、ウェルカムパーティーを開きました。
メンバーがそれぞれテーブルマスターに指示された食べ物を持ち寄って、テーブルはとても賑やか。
留学生メンバーの持ち寄ったワインは格別でした。
新メンバーの三人にはそれぞれ自己紹介もしてもらいました。
四回生は海外での建築経験を自分で撮った写真を見せながらのプレゼン。
トマさんは生い立ちから丁寧にお話ししていただきました!
これからたくさんの議論ができることを祝って。
第98回 日本建築学会近畿支部建築論部会講演会
今回は最近博士学位を取得された若手研究者の方に研究成果をご発表いただきます。
主催:日本建築学会近畿支部建築論部会
協力:建築論研究会
日時:2018年5月12日(土) 13時30分─17時
場所:大阪工業大学梅田キャンパス(詳細は後日お知らせいたします)
発表:
ー 郭聖傑(京都大学 JSPS外国人特別研究員)
「台湾建築家王大閎の建築作品における「中国性」の観念」
- 三木勲(京都造形大学 非常勤講師
「アルベルティの建築理論における表現媒体を示す言葉と概念につい ての研究 ― lineamentum を中心に ―」
コメンテーター: 西田雅嗣(京都工芸繊維大学)、西村謙司(日本文理大学)
建築論研究ワークショップ「新しい建築論の課題を探る」
建築論の新たな課題として、今回「生活圏研究」を提案いたします。その意図、射程、方法などについてディスカッションを行います。ぜひご参加ください。
日時:2018年2月17日(土) 14時─17時30分
場所:京都大学桂キャンパス Cクラスター C2棟 217室
主催:建築論研究会
共催:日本建築学会 近畿支部 建築論部会
プログラム
主旨説明「生活圏研究の構築に向けて」田路貴浩(京都大学)
発表1「増田友也『ethnosの風景』について」市川秀和(福井工業大学)
発表2「京都東九条における密集化とスポンジ化」中村景月(京都大学)
コメンテーター:松本裕(大阪産業大)、下川勇(福井工業大)
入場無料、定員30名
閉会後、懇親会もあります。
参加申込先:
研究会および懇親会のご参加は下記宛てにお申し込みください。
中村景月(京都大学博士課程)ta-nakamura@archi.kyoto-u.ac.jp
2017/12/21 研究室忘年会
三井ガーデン別館にて。設計は永山裕子さん。
奥に吹き抜けの蔵がありました。
外国人留学生には和食が好評。日本を楽しんでもらいました。
2017/11/07 京都迎賓館見学
外国人留学生と一緒に英語ツアーで、現代建築と伝統の匠の技の融合を見学。一番感動したのは建物より庭園だった。