田路先生が主催するスタジオ課題や卒業設計の作品を掲載しています。
10分歩行生活圏-新しい都市形態
エリア:京都市崇仁地区 キーワード:都市組織、社会組織、都市建築タイポロジー、用途混合、サポート・インフィル
課題文:2023年、京都市立芸術大学の新キャンパスが崇仁地区に完成した。
京都は19世紀末まで、御土居と呼ばれる土塁で囲まれていた。崇仁地区はこの御土居のすぐ外側に位置する。
そこは長く鴨川の河川敷で、被差別民の居住地とされ、不良住宅街だった。
京都市はここに市立芸術大学を移転し、芸術による再開発を行おうとしている。しかし、いまだに空き地が広がる。
この地区に10分生活圏(500〜600m四方)を提案する。
生き生きと働き、快適に居住できる都市組織と社会組織を構想する。
都市組織とは、パブリックスペースとプライベートスペース、建物と空地の有機的で動的な構成である。
社会組織とは、居住や労働におけるさまざまな活動の連関である。
計画する10分生活圏は、歴史的に形成されてきた京都の都市組織と社会組織を批判的に継承し、未来に向けた新たな都市組織と社会組織として構想する。
この課題では、日本人学生と留学生がグループを組み、烏丸地区の調査から始まり、Area Design - Block Design - Building Design と段階を踏んで取り組みました。
最終講評では、建築家の北山恒さん、ヒューリックプロパティソリューションの浦谷健史さん、京都市都市計画局の文山達昭さん、京都大学特定准教授の仲野安紗さんに
お越しいただき、グループごとの発表、議論を行いました。
建築アナリーゼにもとづく設計の試み
音楽の作曲家や演奏家は、作曲や演奏のために音楽作品のアナリーゼ(楽曲分析)を行う。旋律、和声、リズムなど、様々な角度から楽曲を分析し、その構造を把握したうえで、それらを活用し発展させて独自の作曲、演奏を行う。建築も同じように、構造、構法、空間、材料、機能など様々な側面から分析することができる。優れた作品のアナリーゼによって得られた原理は、自分自身の設計手法をさらに拡張することになるだろう。本スタジオでは各自3つの建築作品を選び、図面のトレースやモデリングをとおして、アナリーゼを行い、抽出した原理を展開し、自分自身の作品を制作する。
伊勢玉奈「日々を見つめるdirection」
大槻一貴「新転地」
越智遥「膨張する維管束」
⽴体アーバン・ファブリック−新しい都市ユニット
エリア:京都駅八条口南部 東九条地域 キーワード:都市組織、都市建築タイポロジー、職住混在、コミュニティ
課題文: ⼤学を卒業した若者が働き、住むことができ、地域住⺠から市内、国内、国外からの来訪者も巻き込んだ魅⼒的なコミュニティの拠点を計画する。計画する施設と地域とのインタラクティヴな関係を構築するために、都市組織という視点を導⼊する。都市組織とは、都市を個々の建物が織物のように相互に連関しながら、プライベートからパブリックまで多様な空間を内包するものとして捉える⾒⽅である。しかも、それは建造物によって造られるハードな空間だけでなく、そうした空間の基底に、それを使いこなし、あるいは産み出すコミュニティや産業も含めて捉えられるものである。こうした都市組織という視点で地域の現状を分析したうえで、ひとつの施設が都市組織の改善にいかに寄与できるか挑戦して欲しい。
澤村俊樹「ヴォイドの戦術」
宮崎怜「ズレからはえる空間」
⽴体アーバン・ファブリック−新しい都市ユニット
エリア:京都駅八条口南部 東九条地域 キーワード:都市組織、都市建築タイポロジー、職住混在、コミュニティ
課題文: ⼤学を卒業した若者が働き、住むことができ、地域住⺠から市内、国内、国外からの来訪者も巻き込んだ魅⼒的なコミュニティの拠点を計画する。計画する施設と地域とのインタラクティヴな関係を構築するために、都市組織という視点を導⼊する。都市組織とは、都市を個々の建物が織物のように相互に連関しながら、プライベートからパブリックまで多様な空間を内包するものとして捉える⾒⽅である。しかも、それは建造物によって造られるハードな空間だけでなく、そうした空間の基底に、それを使いこなし、あるいは産み出すコミュニティや産業も含めて捉えられるものである。こうした都市組織という視点で地域の現状を分析したうえで、ひとつの施設が都市組織の改善にいかに寄与できるか挑戦して欲しい。
Group1
Group2
Group3
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アーバン・ヴィレッジ京都 エリア:京都駅八条口南部 東九条地域 キーワード:都市組織、職住混在、コミュニティ
課題文: 大学を卒業した若者が働き、住むことができ、地域住民から市内、国内、国外からの来訪者も巻き込んだ魅力的なコミュニティの拠点を計画する。計画する施設と地域とのインタラクティヴな関係を構築するために、都市組織という視点を導入する。都市組織とは、都市を個々の建物が織物のように相互に連関しながら、プライベートからパブリックまで多様な空間を内包するものとして捉える見方である。しかも、それは建造物によって造られるハードな空間だけでなく、そうした空間の基底に、それを使いこなし、あるいは産み出すコミュニティや産業も含めて捉えられるものである。こうした都市組織という視点で地域の現状を分析したうえで、ひとつの施設が都市組織の改善にいかに寄与できるか挑戦して欲しい。
A班「ヴォイドからまちを考える」
B班「都市のなかにわ」
空間構成原理を獲得する Acquire the principle of spatial organization 他律か自律か Heteronomy or Autonomy
課題文:建築には、求められる機能や用途、周辺環境や法制度への適合など他律的な決定要因がある。一方で、そうした要因とは別に、建築かに託された内在的で自律的な続面がある。それが空間構成原理である。数々の優れた建築家たちは、魅力的で、独創的かつ普遍的な空間構成原理を生み出してきた。本スタジオでは、そうしたアイデアをまず学ぶことから始める。3つの建築作品を選び、図面のトレースやモデリングをとおして、建築家たちの空間構成原理を探り出す。そして、抽出した原理を展開し、自分自身の空間構成原理を模索する。重要なのは最後の形態ではなく、どのような原理を獲得できたかという点にある。その自律的な原理は、人々の用途や周辺環境との関係性といった他律的条件に適合していかなければならないだろう。それは次のステップとなる卒業設計で取り組んでほしい。
林 知樹「無限と一体の平衡」
菊池 弘誠「ぱたぱたぐるぐる」
青木 裕弥「隔たりのアイダで」
里中 栄貴「castlescope」
川村 宗生「Hydroponics」
三上 マハロ「金烏の止まり木」
※田路研究室以外の所属で、田路スタジオに参加した学生の作品も紹介しています。
